一人で鉄道模型に情熱を注ぐ

多くの方が好きな物に、鉄道があります。蒸気機関車や一般的な電車、特急車両や新幹線など、車両だけでも大変幅の広い世界で、その一つ一つが個性的ですから、これを趣味にすると飽きることなく夢中になれます。

なお、実際の電車に乗ったり撮影したりして楽しむ鉄道好きの人もいれば、鉄道模型に情熱を注ぐ人もいます。サイズや素材は違えど、自分がテレビや生で見た鉄道を手元に置いて楽しむことができるというのは、何とも言えない味わい深さがあって楽しいものです。

なお、鉄道模型の趣味でマニアックなのは、ジオラマ製作です。電車の車両やレールはもちろん、駅や自然の地形を配置して実際の街を作り上げる作業と言うのはとても奥が深く、自分の好みも反映させやすいため非常に面白味があります。

しかし、一人で黙々と作っていくと色々と行き詰まってしまうこともあるでしょう。そんな時に便利なのが、博物館の存在です。

鉄道模型の博物館と言う、とてもユニークな施設があり、ここでは本格的なジオラマのレイアウトを見ることができます。実際に完成度の高い作品を生で見ることで、純粋に楽しめるのはもちろんのこと、色々と参考になる部分があるでしょうし、意欲も湧いてきますから、とても良い刺激になります。

マニアックな趣味、鉄道模型も中古で買える

鉄道と言えば、誰もがそのマニアックさを想像するであろう趣味のうちの一つですが、乗り鉄や撮り鉄などと分類される鉄道マニアだけではなく、鉄道模型を趣味とする「モデラー」と呼ばれる人たちがいます。

日本では住宅事情や環境に制限されるせいか、1/150スケールのNゲージが主流となっています。これは鉄道模型の各種スケールの中でも小さい方であり、より精密な再現度を求めるとかなりの技術が必要とされますので、日本人の器用さや技術力にもふさわしいスケールとも言えるでしょう。

以前まではデパートや街のおもちゃ屋さんなどで購入するしか方法はありませんでしたが、リサイクル意識の上昇と、インターネットの普及によるオークションの手軽さなどから、車両やアクセサリー類を中古で購入することも容易になってきました。

もともと鉄道模型はお金のかかる趣味の一つでもあり、自由になるお金の少ない子どもたちにとって、なかなか思うように買えない、という悩みも大きかったはずです。大手有名リサイクルショップでは大きなコーナーを割いて展開している店舗もあり、中古であるということさえ気にならなければ、お小遣いの少ない子どもたちにとっては喜ばしいことでしょう。