Nゲージは初心者にもハードルは高くありません
鉄道模型の代表といえるのがNゲージです。2本のレールの間隔を9mmとしていることで、nineの頭文字をとってNゲージと呼ばれるようになりました。日本では最も普及している規格ですので、車両や線路はもちろんのこと、様々なアクセサリー製品の種類も多いことから、初心者でもハードルの低い規格です。さて、レイアウト製作を楽しむには、まずスペースを確保しなければなりません
。この点でもNゲージは優れています。というのは、あまり広いスペースを必要としないからです。最初からあまりに大きすぎるレイアウトを作ろうとしても、パーツが揃わなかったり、そもそもスペースに収まりきらなかったりしてうまくいかないことが多いものです。
小さなレイアウトであれば半畳ほどのスペースでも十分楽しめますし、一畳もあればいろいろな情景に凝ったレイアウトを製作するなど、楽しみ方もかなり広がってきます。
山や川、海沿いを走る電車を再現する、あるいは逆に都心部の輻輳する路線を再現するといったことも、既製品のパーツが発売されていますから、それを使えば比較的簡単にレイアウトを組むことができますし、このようなレイアウトを自作するのも楽しいものです。